
当科は、三重県北勢地域で唯一の日本口腔外科学会認定研修施設、三重県で唯一の日本口腔腫瘍学会口腔がん専門医制度指定研修施設であり、常勤医3名、後期研修医1名、歯科臨床研修医2名で顎・口腔の外科的疾患を主体に診療を行っております。近隣の医科・歯科診療施設、院内の各診療科との緊密な連携を重視しており、患者さんに安心安全な医療を提供しています。
手術療法を主体とし、切除後の広範囲な欠損に対しては、形成外科と協力し遊離(骨)皮弁などによる再建手術を行なうことにより、口腔機能を回復し審美的にも良好な結果を得ています。また手術治療ばかりでなく、放射線科と協力し放射線療法や化学療法(抗癌剤の選択的動脈注射など)を組み合わせ、個々の患者さんの状態に応じた治療を行っています。
顔面骨骨折に対しては積極的に手術療法を行います。手術の際には、より審美的な切開を選択し、骨の固定には状況によって吸収性材料や非吸収性材料を適切に選択し用いることで、治療期間を短縮し、早期の社会復帰をめざしています。
咬合異常を伴う先天的な顎顔面の変形に対しては、歯科矯正専門医からの紹介により連携して治療を行っています。下顎骨や上顎骨骨切り術を行い、咬合の回復、顔面変形の改善に努めています。
口唇口蓋裂児には、哺乳の改善、顎発育の促進目的のため人工口蓋床(Hotz床)を作製して経過を追うことが可能です、口唇裂は生後4~5カ月、口蓋裂は生後1年6カ月頃に手術を行ないます。また将来的に言語治療や歯科矯正治療が必要となる場合が多いため、言語療法士や歯科矯正専門医とも密接に連携して治療にあたっています。症例により専門性の高い施設への紹介を行っています。
おもに外来で埋伏智歯の抜歯、嚢胞摘出術を行ないますが、持病のある方や一度に数本の埋伏智歯を抜歯する場合や大きな嚢胞摘出の場合、または極端に恐怖心が強い患者さんに関しては、2~3日間入院し、静脈内鎮静麻酔や全身麻酔下に手術を行うこともあります。
顎関節症に対しては、各種画像診断の後、薬物療法、スプリント療法、開口練習、顎関節洗浄療法などを行なっております。症例により専門性の高い施設への紹介も行っています。
口腔白板症や扁平苔癬などを含むがんに変化する可能性がある粘膜病変(口腔潜在的悪性疾患)に対し、定期的に経過を追い、適宜投薬や手術を行います。また症状によって組織検査や画像検査などを行いがん化の有無を確認して結果により適切な対応を行います。
腫瘍、炎症などの治療を行なっています。特に唾石症で手術が必要の場合は、画像検査などの結果により口腔内・口腔外のどちらからでもより適切な対応が可能です。
睡眠時無呼吸症候群の診断医からの依頼により治療用の口腔装置(oral appliance)の作製を行なっております。
当科は、歯科口腔外科的治療を専門に行なっていますので、むし歯、歯周病に対する治療、入れ歯作製などは原則的には行なわず、地域の開業歯科医院に御紹介しております。
検査や手術に対して説明と同意が必要ですので、未成年者は初診時必ず成年者と受診してください。何卒、ご理解の程よろしくお願いいたします。
歯科診療用チェアー 5台
石井 興
いしい こう
役職
所属学会・
資格
専門分野
齋田 昂佑
さいだ こうすけ
役職
所属学会・
資格
専門分野
松岡 路子
まつおか みちこ
役職
所属学会・
資格
専門分野
岩島 采紀
いわしま さき
役職
専門分野
岡本 賢人
おかもと けんと
役職
専門分野
| 月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前 |
齋田(再診) 岡本(再診) |
齋田(交代) 岡本(再診) |
齋田(初診) 岡本(再診) |
齋田(交代) 岡本(初診) |
齋田(再診) 岡本(再診) |
| 午後 |
受付時間:月~金 8:30~11:30 初診、再診(当番制)
(※6月、7月の火曜日・木曜日の初診受付は10時30分までになります。)
緊急手術の場合、予約の変更等をお願いすることがあります。
※紹介状が必要です。
| 月、水 | 午後 | 外来小手術(予約制) |
|---|---|---|
| 火 | 午後 | 入院手術(予約制) |
| 木 | 午前・午後 | 入院手術(予約制) |
| 金 | 午後 | 特殊外来、経過観察外来 |
| 口腔腫瘍 | 良性 | 10例 |
|---|---|---|
| 悪性 | 10例 | |
| 顎顔面外傷 | 13例 | |
| 嚢胞性疾患 | 63例 | |
| 抜歯など | 250例 | |
| 炎症性疾患 | 15例 | |
| 顎変形症 | 30例 | |
| 唾石症 | 0例 | |