消化器内科では、消化器疾患全般について診療しています。
C型慢性肝炎に対しての治療は進歩が著しく、直接ウイルスに作用する内服薬の登場以来、8-12週間の内服のみで、ほとんど副作用もなく、95%以上の患者さんのC型肝炎ウイルスを消失させることが可能となりました。そのため、WHOでは、2030年までにHCVを撲滅するという宣言を出しています。
また、治療には、国からの補助も出るため、経済的な心配も不要です。積極的な治療を行い、肝硬変への進展阻止・発癌抑制を目指しています。B型肝炎に対しての治療は、病態と年齢を考慮して、核酸アナログ製剤の内服治療やインターフェロン治療を施行しています。肝細胞癌の局所治療としてラジオ波焼灼療法(RFA:部位により人工胸水、人工腹水を併用)やCT連動血管造影装置にて、カテーテルを用いた動脈塞栓術を行っています。
胆石・胆嚢炎、総胆管結石については出来るだけ早期に、内視鏡または経皮的処置を行っています。悪性腫瘍による閉塞性黄疸対しても積極的にステントを留置し、抗癌剤を併用しながらQOLの向上を目指しています。
早期胃癌、早期大腸癌、早期食道癌に対しては、内視鏡的粘膜下層剥離術により、内視鏡的治療を行い、開腹手術をせずに治る患者さんも多数みえます。消化管出血症例には積極的に緊急内視鏡検査を行い、各種止血処置をしています。超音波内視鏡を用いた消化管悪性腫瘍の深達度診断や、粘膜下腫瘍の質的診断及び穿刺・吸引細胞診も行っています。
矢野 元義
やの もとよし
役職
所属学会・
資格
専門分野
小林 真
こばやし まこと
役職
所属学会・
資格
専門分野
水谷 哲也
みずたに てつや
役職
所属学会・
資格
専門分野
冨永 晋太郎
とみなが しんたろう
役職
所属学会・
資格
専門分野
加藤 宏紀
かとう ひろき
役職
所属学会・
資格
専門分野
丸山 昭洋
まるやま あきひろ
役職
専門分野
竹島 大貴
たけしま ひろたか
役職
専門分野
中薮 啓史
なかやぶ ひろし
役職
専門分野
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | |
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午前 | 矢野(初診) 加藤(初診) |
小林(真)(初診) 丸山 |
加藤 水谷(初診) 矢野 大学医師(初診) |
竹島(初診・再診) 水谷 冨永 |
丸山(初診) 小林(真) |
午後 |
初診受付時間:月~金 8:30~11:30(かかりつけ医から病診連携による指定予約可能・紹介時優先診療)
再診予約:月~金 指定枠内適宜
入院患者数 | 1206例 |
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胃癌 | 72例 |
大腸癌 | 101例 |
食道癌 | 25例 |
肝癌 | 68例 |
膵・胆道系悪性腫瘍 | 63例 |
その他悪性腫瘍 | 11例 |
大腸ポリープ | 330例 |
胃ポリープ | 25例 |
消化性潰瘍 | 65例 |
炎症性腸疾患 | 3例 |
食道静脈瘤 | 24例 |
胃腸炎 | 15例 |
急性肝炎 | 2例 |
慢性肝炎 | 0例 |
その他の肝疾患 | 36例 |
胆石症 | 120例 |
急性膵炎 | 49例 |
その他 | 197例 |
検査、治療 | のべ患者数 |
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上部消化管内視鏡検査 | 2415例 |
大腸内視鏡検査 | 2231例 |
超音波内視鏡検査 | 156例 |
内視鏡的消化管止血術 | 170例 |
食道静脈瘤結紮術-硬化療法 | 30例 |
内視鏡的胃粘膜切除術 | 18例 |
内視鏡的胃粘膜下層剥離術 | 67例 |
内視鏡的大腸粘膜切除術 | 193例 |
内視鏡的大腸粘膜下層剥離術 | 59例 |
内視鏡的逆行性膵胆管造影 (乳頭切開、砕石術なども含む) |
221例 |
内視鏡的/透視下胆道ステント留置 | 15例 |
肝細胞癌ラジオ波焼灼療法 | 17例 |
胆管/胆嚢ドレナージ | 107例 |
消化管拡張-ステント留置 | 57例 |
内視鏡的胃瘻造設術 | 121例 |