透析室

透析室

部署の特徴

疾患・年齢層

人工透析室は20代から90代までの幅広い患者を対象として、血液透析導入から重症患者の緊急透析を実施しています。また、総合病院の役割として、他院からの検査、手術目的の臨時透析患者の受け入れを行っています。 治療の対象となる疾患は、急性腎不全,慢性腎不全,敗血症性ショック,潰瘍性大腸炎,肝不全などで、治療の内容としては、HD(血液透析)、HDF(血液透析濾過)、ECUM(限外濾過)、 PE・DFPP(血漿交換療法)、腹水濾過濃縮再静注法、GCAP(顆粒球除去)を行っています。 令和4年度より腹膜透析外来を3階に移転し、定期的に診察や処置を行っています。透析導入患者は年間100名ほどで、転入患者は年間160名ほどになります。

看護におけるポイント

透析を導入する前には、療法選択外来を受診し、血液透析・腹膜透析・腎移植について説明を行っています。患者にあった腎代替療法が選択できるように支援しています。透析患者は循環器疾患や糖尿病、下肢末梢動脈疾患など多くの合併症を持っています。血液透析中は安全安楽に努めながらきめ細かな観察、下肢末梢動脈疾患予防のため、フットケアなどを行っています。また、理学療法士と協働し、透析中に運動を進めています。透析導入期には、精神的サポートも含め、日常生活の指導やコミュニケーションをはかって不安の軽減に努めています。腹膜透析では、在宅での治療の様子や手技方法を確認し、腹膜炎の予防に努めています。

新人(経験採用者)の教育方針

透析室には、新人看護師が配属されることはあまりなく、経験採用者や他部署からの異動者が多いです。当院はPNS看護方式を導入しているため、年間パートナーとしてプリセプターがサポートし、日々の看護はPNS体制で共に育て学び合うことを心掛けて教育しています。また、透析機器は特殊なため、透析用機器の技術チェックやシャント穿刺、腹膜透析看護など教育プログラムに沿って指導を行っています。

入職希望の方に向けてメッセージ

透析看護は特殊と思われがちですが、日常生活指導や精神サポートなど看護の本質は変わらず、患者に寄り添い看護しています。血液透析機械の操作や腹膜透析など難しいと思われるかもしれませんが大丈夫です。一緒に働いてみませんか?

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