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医療と福祉 “ ほっと ” ニュース(市民公開講座を開催しました)

2024 年 12 月14 日(土)、当院主催の市民公開講座を 5 年ぶりに開催しました。2010 年から毎年1回がんをテーマにして開催してきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、やむなく休止しておりました。

講演1. もっと知ろう!肺がんのこと

はじめに、呼吸器内科部長山下医師から肺がんに関する講演をさせていただきました。日本人の2人に1人ががんに罹患し、毎年 13 万人程度が肺がんと診断されています。たばこは肺がんの最も強いリスク因子のため禁煙が強く推奨され、初期症状が出にくい病気のため検診による早期発見が重要とされています。病期(がんの大きさ、他の臓器への広がり方)により手術療法、放射線療法、薬物療法のいずれか、またはそれらを組み合わせて治療を行いますが、特に薬物療法は遺伝子変異に合わせた薬や免疫細胞を活性化させる薬が次々に導入され、その高い効果と治療選択肢の多様化により治療成績が向上しています。

講演2. ご存じですか?がん相談支援センター

次に、地域連携・医療相談センター「サルビア」(がん相談支援センター)の長戸医療ソーシャルワーカーから、がん相談支援センターの役割と患者さんを支援する新しい制度についてご紹介しました。医学の進歩によりがん患者さんの生存率が向上する一方で、治療だけでなく就労、金銭、介護など様々な生活上の課題が生じるようになりました。インターネットが普及し、多くの情報に安易にアクセスできるようになった反面、その方に適した情報や正確な情報が分かり難くなっています。がん相談支援センターはがん診療を行っている病院などに設置されており、どなたでも無料でご相談いただけます。

最後になりましたが、寒い中足を運び熱心に耳を傾けてくださった皆さま、ありがとうございました。当院は地域がん診療連携拠点病院として、また地域の基幹病院として、皆さまの健康づくりと療養生活に役立つような情報提供に今後も努めてまいります。

地域連携・医療相談センター「サルビア」(がん相談支援センター)へご相談下さい

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