当院の初期研修について
医師の礎となる自己研鑽の2年間、
人として、医師としての研鑽を積む
一緒に充実した研修生活を
過ごしましょう!
当院の研修プログラムでは、2年目の前半までに内科6か月、外科1か月、小児科1か月、産婦人科1か月、救急・麻酔科3か月半、脳神経外科・整形外科1か月の院内必修科をローテートし、続いて2年目に精神科1か月と地域医療1か月をローテートするよう設定しています。残りの期間となる2年目後半は選択科となります。
選択科では、当院の診療科のほか、MMC関連病院の診療科での研修を選択することもできます。
当院の救急患者数は年間19,000人以上、救急車による搬入も約8,000人以上と数多く、緊急手術になるような重症患者も多数経験することができます。これらの多数の症例を手厚い医療・指導体制の下で経験できる2年間の研修修了時には、次の世代の研修医を指導できるたくましい医師に育っています。
当院の初期研修の特徴
-
プライマリ・ケアを学ぶにふさわしい環境です。
当院の患者数は多すぎず、少なすぎず、まさに医療の基礎の習得に適した環境であるといえます。
忙しすぎて寝る暇もないということもなければ、症例が少なすぎて全く経験できないということもありません。ほどよい症例数の中で、着実に技術、知識、経験を身につけることができます。
また、診療科目も幅広く、内科系、外科系、救急科、小児科、産婦人科、麻酔科など、あらゆる科をスーパーローテートで周り、どのような疾患の患者が来ても戸惑う事無く落ち着いて対応できる、豊富な引き出しを持った医師に成長することができます。
また、診療科目間の垣根が低く、病院全体で研修医を育てていこうという温かい雰囲気にあふれています。
談話室で先輩医師や同期の研修医と交流できるほか、廊下を歩きながらでも気軽に声をかけてくれる上級医もいて、温かく見守られながら研修医としての経験が積むことができます。 -
必修分野は症例豊富な各診療科でしっかりと、
地域医療や選択期間は多彩な研修先で学べます。当院の研修プログラムは、必修分野をしっかりと履修したあと、研修2年目には院内外で自由に研修できる選択期間を設けています。研修医1人ひとりが、自分の学びたい分野の研修に、じっくりと取り組むプログラムとなっています。院内の幅広い診療科目に加え、特色ある協力施設(MMC関連病院等)で研修をすることもできます。
地域医療研修では在宅医療、緩和ケア、回復期医療、福祉医療、へき地医療など、それぞれに特長のある医療機関で貴重な経験を積むことができます。 -
当直の翌日は原則お休みです。
当院は三次救急医療機関であるとともに、地域の中核病院であるため、夜間勤務、日当直勤務に従事することもあります。しかし連続勤務はせず、夜勤(当直)明けは原則お休みとなります。
そのため、ワークライフバランスを保って研修することができます。病院の周辺には飲食店も多く、バスや電車でのアクセスも容易です。少し足を延ばせば工場夜景や温泉地などリフレッシュできるスポットもたくさんあります。 -
初期研修修了後は当院で専門医を目指すことができます。
最新の医療環境が整っており、初期研修終了後どこの病院へ行っても戸惑うことはありません。
また、当院は内科、外科、麻酔科、整形外科の専門研修プログラムを設置しており、その他の主要領域でも専門研修の連携施設となっています。
初期研修修了後も、当院で専攻医として研修を続けられる進路を用意しています。(各専門研修プログラムで選考・調整により決定します。)
よくある質問
-
現在、研修医は何名いますか?
合計32名
卒後1年次の初期研修医数 / 16名(男性 12名:女性 4名)
出身大学:三重大学・名古屋大学・秋田大学・国際医療福祉大学・愛知医科大学・滋賀医科大学・広島大学・香川大学卒後2年次の初期研修医数 / 16名(男性 12名:女性 4名)
出身大学:三重大学・富山大学・名古屋大学・順天堂大学・金沢医科大学・大阪大学・大阪市立大学・徳島大学・九州大学これまでの研修医の主な出身大学:名古屋大学・三重大学・名古屋市立大学・藤田医科大学・愛知医科大学ほか全国の大学
-
初期研修医採用試験の選考方法について教えてください。
面接・集団討論・筆記試験(医師国家試験に準ずる問題)・適性検査・書類審査の総合評価により、マッチング登録をします。
※当院独自の試験です(MMC合同試験会には参加しておりません) -
研修医の処遇について教えてください。
卒後1年次(月給/年収) 月給 430,700円/年収 8,800,000円
卒後2年次(月給/年収) 月給 525,000円/年収 11,100,000円1年次備考:(平均年収880万円:令和4年度実績)
※人事院勧告等により改正される場合あり
手当:通勤手当、地域手当、時間外勤務手当
賞与:年間112万円程度
2年次備考:(平均年収1,110万円:令和4年度実績)
※人事院勧告等により改正される場合あり
手当:通勤手当、地域手当、時間外勤務手当
賞与:年間175万円程度
・月給については各年次の7月以降の金額となります。
・年収については過去の実績(平均)のため、実際の支給額は勤務状況等により異なります。 -
住居手当について教えてください。
負担額に応じて月額27,000円を上限に住居手当を支給します。
-
初期研修候補先として見学を希望しますが、いつでも見学は可能でしょうか?
見学は随時受け入れています。(土日・祝日は除く)